オンラインサロンや、コミュニティ、今はたくさんありますね。
同じ思いを持った人とつながる環境って、安心できて素敵だと思います。
私も、今までたくさんコミュニティやオンラインサロンに入りました。でも、注意点もあるなあと思ったので、その気づきを書きたいと思います。
コミュニティやオンラインサロンに入ったきっかけ
私の場合、学びたいことが明確なときや、アドバイスがほしいとき、単純にあこがれている人がやっているからという理由で入りました。入ってみると、その活動をとおして、新たな自分の一面を発見できることが多かったです。
人脈を作りたいからという理由でコミュニティに入る場合もあると思いますが、人脈というと「利用する」みたいな、なんか重い感じを受けてしまうので、「新しい人との出会いの場」というように気楽にいくのがいいのかなあと思います。
私の場合は、人脈をつくるというよりも、出会う人をとおして、自分というものを掘り下げられるのがよかったと思います。
ずっと、一緒にいたいと思える素敵な出会いがあればよいけれど、私の場合は、今のところはありませんでした。これから入るコミュニティでは、あるかなあと期待しています。
コミュニティやオンラインサロンを辞めたきっかけ
私は、「やってみたい」と思ったら、すぐに飛び込む方です。コミュニティやオンラインサロンの会費はいろいろあるけれど、私が参加したのは、1000円~5000円で、そんなに高くないので、気軽に始めることができました。
入ったらもちろん楽しむのですが、しばらくたつと「もういいかな」という感覚がやってきます。自分にとって必要な学びは終わったという感じなのかしら?
それを感じたら、退会することにしています。なので、長い間同じところに居続けることは少なくて、3~6か月位で卒業することが多かったです。
すぐにやめることが気になる場合もあるかもしれないけれど、そんなに気にしなくていいかなと思います。その時に必要だからはいった、必要なくなったからやめた。また、必要になったらよろしくね!みたいな軽やかな感じでいくとよいと思います。
コミュニティやオンラインサロンに参加するときの注意
オンラインサロンの場合は特に、リーダ的役割の方がいて、基本その方の発信がベースになるので、その考えには同意できないなあと思っても、表立って反対意見は言いにくいです。
周囲の人を不愉快にさせるような反対意見はあえて言う必要はもちろんないので、言わなくてよいのですが、そういう意見もあるんだなというふうに受け止められるかどうかが大事かなと思います。
私がありがちだと思ったのは、多くの人がその方の意見に賛成することをベースにしたコメントが出るので、自分が違和感を感じたことは異端でよくないのではないか、自分がおかしいのではないかと感じてしまうことです。
それによって、自己否定してしまうこともあるので、楽しもう、成長しようと思ってはいったサロンなのに、自己肯定感を下げてしまっていた、みたいなことが起こりえます。ここは気を付けないといけないポイントかなと思います。
講座で勉強するときにもよくあることだけれど、先生から「そういう考え方だから、うまくいかないんです」みたいないわれ方をすることもあります。講座の場合は自分が生徒だから、どうしても立場が低く感じ、「だから、自分はうまくいかないんだ」と思ってしまうことは、本当にたくさんあります。
また、講座なり、サロンなりで先生やリーダーの方から「素直じゃない人はうまくいかない、だめだ」みたいなことはよく言われます。これも難しくて、とらえ方を間違えてしまうと、「すべてその人の言うことに従う」「その人の指示がないと動けない」みたいになってしまうんです。
それを続けると、どんどん自分に自信がなくなっていきます。私もそうやって、自己肯定感が低くなり、自信を失っていきました。
でも、うまくいくやり方ってひとつではないし、その人がうまくいったからといって、自分もそのやり方でうまくいくとは限らないんですよね。
だって、違う人だし、持っているものも背景も、何もかもが違うんですから。
だから、私は、取り入れられるところは取り入れていけばよいし、違和感を感じることは取り入れなくていいと思います。自分軸を持つってそういうことかなと思います。
違和感を感じることをやってみたこともありますが、自分の気持ちがのっていないから、結局はうまくいきませんでした。
いろんな人と交流することで、いろんな考えを知ることができる。それをとおして自分がもっと理解できる。その中で、自分は、こういう生き方をしていこうというのがわかってくる。
コミュニティやオンラインサロンは、そんなふうに使っていくといいのかなと今の自分は思っています。