谷桃子バレエ団『ドン・キホーテ』を観て感じた“ひたむきな努力”と自分への問いかけ

昨日、谷桃子バレエ団の公演『ドン・キホーテ』を観に行ってきました。
インドネシアにいる頃から、日本に帰国したら、絶対見に行きたいと娘が話していた公演です。

私もずっと楽しみにしていたのに、正直なところ、開演前はちょっと疲れ気味でした。
「暗いし…うっかり寝てしまったらどうしよう」なんて思いながら客席へ。

でも、そんな心配は一瞬で吹き飛びました。

舞台がはじまった瞬間、その美しさとエネルギーに目が釘付け。
華やかな衣装、軽やかな動き、そしてダンサーたちの表情に圧倒されました。

奮発してプレミアム席を取ったおかげで、前から2列目という特等席。迫力は想像以上!

観ているうちに、ふと頭に浮かんだのは「この美しさの裏に、どれほどの努力があるんだろう」ということ。

プロのバレエダンサーになるには、幼い頃からの鍛錬、日々の厳しいレッスン、そしてストイックな体作り。
それでも収入が安定するのは一握りのトップダンサーだけだと聞きます。
下積み時代は、アルバイトなどで生活を支えながら、バレエ団での練習を続ける人も多いそうです。

そんな世界で輝く姿を見て、心が震えました。
私は、自分の仕事にそこまで真剣に向き合えているだろうか?
フリーランスとして、母として、毎日をなんとなくこなしているだけじゃないか?

自分を振り返り、ちょっと反省もしました。

でも同時に、「私もがんばろう」と素直に思えたんです。
自分のペースでもいい。だけど、もっとひたむきに、もっと真剣に。
好きなことを仕事にできている今だからこそ、もっと丁寧に向き合いたい。

小学生の娘にも、そんな背中を見せていきたいなと思いました。

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