先日、女性起業家の方とお話しする機会がありました。
その方は、ビジネスづくりのサポートをされている方で、クライアントさんのこんなお話を教えてくれました。
「自分のビジネスをつくって、実際にお客さんも来てくれたけど……これをずっと続けるのは違うなって思ったんです。」
一見「成功」しているように見えても、実際にやってみると、自分の心とはズレている。
でも、やってみたからこそ気づけたこと。
やらせてあげたからこそ、わかったこと。
その話を聞いて、「ああ、それでいいんだよなぁ」と、心から思いました。
私自身も、いろいろやってきました。
翻訳、物販、アフィリエイト、プログラミングなど。
どれも最初は「いいかも」と思ってやってみるけれど、やってみてはじめて「あ、これは違うな」と気づくことも多かったです。
でも、それでいいのかな。
むしろ、それが大事なのかもしれませんね。
「キラキラして見える起業家さん」に憧れることもあるけれど、
それが本当に自分のやりたいことかどうかは、やってみないとわからない。
誰かの「成功のかたち」が、自分の幸せとは限らない。
少しでも心が動いたら、やってみる。
やってみて「うーん」と思ったら、それはその道じゃなかっただけ。
次のワクワクに向かって、また一歩進めばいい。
私はその繰り返しで、自分を知ってきました。
だから、無駄な経験なんてひとつもなかったなって思うんです。というか、思いたいです(笑)。
自分の気持ちに正直に、自分の幸せに気づいてあげること。
それが、いちばん大事なことだと思います。
そして、そうやって経験を重ねていくことが、
私たちの人生なのかもしれませんね。