「小さく始める仕組みづくり」─私が見つけた、わたしらしいサポートのかたち

今、ありがたいことに、起業家の方々のデザイン制作や資料づくり、講座の準備など、さまざまなサポートのお仕事をさせていただいています。ご縁があって声をかけていただき、手探りながらも日々充実した時間を過ごしています。

そんな中で、ふと立ち止まるきっかけになったのが、自分のホームページを作ったことでした。

このホームページは、「私自身をちゃんと表現したい」と思って始めたものでしたが、作りながら手が止まってしまいました。「私は誰の力になりたいんだろう」「私は何を提供したいんだろう」。

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「私は何者なのか」がわからなかった

私はフリーランスとして生きていますし、これからもそうありたいと思っています。でも正直なところ、「自分が何を専門にしているのか」「何を軸にしているのか」、はっきりしないままでした。

Webデザインを学びました。デザインは好きです。でも「Webデザイナーになりたいの?」と聞かれると、なんだかしっくりこない。では、オンライン秘書?それも違う気がする。

「何か一つの肩書きに自分を当てはめる」のが難しくて、そんな自分にどこか自信が持てませんでした。

「いろいろできる」は、私の欠点じゃなくて、強みだった

私ができることはいろいろあります。
ホームページ制作、デザイン、事務作業、IT関連のサポート。英語も使えるし、効率化や仕組みづくりも得意。ネットショップをやっていたから、カスタマーサポートも対応できる。

これまで、いろんな分野に時間もお金も使ってきました。でも、逆に「これが専門です!」と胸を張って言えるものがない気がして、「自分には価値がないんじゃないか」と感じることもありました。

でも、最近ふと思ったんです。

「いろいろできる」って、実は私のスキルなんじゃない?
これまで関わってきた方からは、いつも嬉しいお言葉をいただいてきました。「一緒に仕事ができてよかった」「またお願いしたい」と言っていただける。その事実が、何よりも私を支えてくれています。

「小さく始める仕組みづくり」を届けたい

とはいえ、自分の強みをどう表現するか、どうサービスに落とし込むかは、今も模索中です。

でも今日、ふと頭に降ってきた言葉があります。
それが 「小さく始める仕組みづくり」。

私は、平和で優しい世界をつくるために行動している人を、心から応援したいと思っています。大きな予算がなくても、少しの工夫と仕組みで前に進める。そんな人たちをサポートしたい。

私のまわりには、大企業のように潤沢な資金があるわけではないけれど、志を持って一歩を踏み出している人たちがいます。私は、そういう人たちの力になれる方法を考えていきたい。小さな予算でもできる仕組みやアイデアを、一緒につくっていけたらと思っています。


私の中にあるすべての経験が、きっと誰かの役に立つと信じて、これからも「わたしにできること」を少しずつ言葉にしながら、同じように小さく一歩を踏み出そうとしている方の背中を、そっと支えていけたら嬉しいです。

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