日々思うこと

心に余裕を持つこと、バランスを大事にすること

夏休みに入ってから、平日は娘と一緒に施設のプールに行っている。

インドネシアに来たときは、学校から帰ってから毎日プールに行っていたが、雨期になったのをきっかけに、だんだんと行かなくなってしまった。

お友達も似たような感じで、最初はプールに通うが、そのうちに飽きてしまうらしい。

インドネシアでは一年中プールに入れる。学校の授業でも、プールは一年中ある。

日本では珍しかったけど、慣れてしまうということだろう。

パンデミックのときは、シーズンで1回できるか?という感じだった。それも天気次第で、なくなる可能性もあった。せっかく買ったスクール水着も、ほとんど着ないうちに、サイズアウトしてしまうという状態だった。

今は、もう少し回数が増えているのだろうか?

夏休みに毎日プールに出かけるのは、遊びたいからというよりも、運動したほうが良いからという理由だ。

インドネシアは、信号や歩道がなく、ウォーキングをするのは難しい。学校に行かないとなると、部屋から一歩もでないという状況になってしまうので、その対策としてプールにはいっている。

必要に駆られてとはいいながらも、やはり体を動かすと気持ちいい。もやもやした気分も、むくみでずっしりと重たくなる足も、すっきりする。

私はずっとタスクに追われていた。仕事が最優先。

毎日ジムに行こうと決めたけど、急ぎの仕事があれば、そちらを優先する。家事や子供のことは、けずれないから、運動が一番後回し。

そうやって、ずっと生きてきた。でも、「バランスとれよ」という声がずっとしていた。それはインドネシアに来る前から。

きっとこちらに来ることになったのは、そういうことに向き合う必要があったからなのかなと、思ったりする。

こちらでは、知り合う日本人の奥様方は仕事をしていない。就労ビザではないのだから、当然だ。毎日を楽しんで過ごしている姿を見て、ああ、こういう暮らしもいんだなあと、感じるものがあった。私が忘れているもの。

こちらにきてから2年近くたって、そんなゆったりした生活を自分に許せるようになってきた。毎日をイライラしないで、丁寧に、楽しんで過ごす暮らし。

心に余裕があるって、こういうことなんだろうなあと思う。そして、いつもそうありたいと思う。

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