自分

奇跡じゃない。一番ふさわしい結果になるのがいいのだ。

喜多川泰さんのメルマガを読んで、あー、なるほどと思ったことがある。

それは、何かの結果を待つ時、私達は、いい結果を望むけれど、一番幸せなのは、今の自分に一番ふさわしい結果になること、ということだ。

例えば、受験なら、奇跡でもいいから、合格したほうがいいって思うけれど、実際には奇跡ではいったとしたら、その後でかなり苦労する。

ついていけなくて、学校が嫌いになってしまうかもしれない。
もちろん、奮起してものすごく成長する人もいるだろうが。

だから、ラッキーで入っちゃうことを期待するのではなく、自分にふさわしい結果がでることを期待するのがいいのだ。それってさ、気持ちが楽になるよね。

とりあえず、妙な期待をするのはやめて、自分の実力を出すことに集中すれば良いんだから。

ふさわしい結果が自分の叶えたい夢になるように、実力をあげていく。
それは、自分で地道にできること。

デザイン講座で学んでいたとき、すごく上手な人がたくさんいた。箸にも棒にも引っかからない自分の実力を悲しんだこともあったけど、それは、そのときのふさわしい結果だったのだ。

最終課題を投票で選ぶベストオブという賞があった。自分では頑張ったぞと思った課題だったが、一票も入らなかった。みんなの作品をみて、当然の結果と思った。みんなの作品のレベルが高い。

実力を思い知らされ、少しでも上達できるように努力をする。そうやって成長するのだ。いくつになっても、変わらない。死ぬまでそうやって、進んでいく。

神頼みという言葉があるけれど、それは神様にとんでもない奇跡をお願いすることじゃない。

自分でできる限り努力して、後はどうしようもないというときに、神様にゆだねるのだ。

ひたむきに努力する姿はカッコいい。そして、一歩でも前に進めたら、それってすごいことだと思う。

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