私たちは、思い通りになったらいいなと思い、思い通りになったら幸せを感じますね。
では、思い通りにならなかったら不幸せですか?
先日参加した喜多川泰さんの講義でそう問いかけられ、ハッとしました。
どうなんだろう?
確かに思い通りになったら、嬉しいけど、後々振り返ると、そうでもなかったなと思うこともある。
全然思い通りにいかなくて、その時はすごく落ち込んだけど、結果的に良かったと思うことはたくさんあったとも思う。
恋愛なんて、わかりやすい例ですよね。
この人と別れたくないと、神様に祈ってみたけど全然ダメで、そのときは悲しくて悲しくて涙がとまらなかったけど、その後にもっと素敵な人に出会えて、あの時うまくいかなくて良かったって、思ったことありませんか?
こういうことを、喜多川さんは天のシナリオと言われているんだろうなあと。
想像もしなかったけど、「このシナリオ、もっと素敵で、とても楽しい!」と思うようなシナリオ。
所詮、凡人の自分が書いたシナリオは、自分の狭い視野で考えついたもの。パーフェクトじゃない。
だから、天のシナリオの方が良いに決まっている。確かにそうだと思いました。
そういう確信があれば、今思い通りになっていることも、なっていないことも、今の自分に必要なことであると認識できます。
この経験が、これから起こる想像もできない素晴らしい未来につながっているんだろうと。
だから、今はつらいなあと思っても、ちゃんと向き合って、乗り越えていこうと前向きになれますね。
これが、「起きていることを楽しむということなんだなあ」と。
そう考えると、人生に悩みなんてなくなるんじゃないだろうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。