やりたいことがあっても、失敗したらどうしよう?と思ってしまって、行動ができません。どのようにしたら、勇気が持てるでしょうか?
それは自己肯定感が低くなってしまっているのかもしれませんね。今回は、「自信を取り戻して、どんどん行動できるようになる方法」についてお話ししますね。
自己肯定感が高まると行動できるようになる
自分の望む未来を手に入れるには、そのための行動をしなければなりません。
なぜなら、行動することでしか未来は変わらないからです。思っているだけでは、何も変わりません。
ダイエットしようと思っていても、太りやすい食事を毎回とっていたらやせません。当たり前のことですね。
そんなこと、誰でもわかっていると思いますが、なかなか行動できません。
行動できないのは、なぜだと思いますか?
それは、やる前から自分にはできないだろうと思ってしまうからです。
どうせ続けられないから。自分はだめな人間だから。また失敗して、傷つきたくない。無駄なことはやりたくない。
というふうに、考えてしまうからです。
であれば、自分にはできる。きっとうまくいくという考えに変えればよいと思いませんか?
だって、あなたはそのままのあなたで全然問題ないんですから、まずはそれを認めてあげること。
「ありのままの自分を認めて尊重する」ことで生まれる感覚を自己肯定感といいます。
自己肯定感が高いと、いろんなことにチャレンジできます。自分を信頼しているからです。
でも、自己肯定感が低いと、自分にはできないだろうと思い、失敗を恐れ、チャレンジがなかなかできません。
ということは、どんどん行動できる人になるには、この自己肯定感を高めればよいのです。
自己肯定感を高めるためのステップ
では、どうやって自己肯定感を高めればよいのかを説明します。
1.自己肯定感を高くしたいところを見つける
自己肯定感は、同じ人でも、高い部分と、低い部分があります。
たとえば、仕事では、自己肯定感が高いけれど、家族との関係では低い。とか、そういうことです。
まずは、自分に自信がないところ、自己肯定感を高くしたいところを決めましょう。
2.自分と会話しながら小さなチャレンジをしてみる
自分の心に聞いてみましょう。会話しながら、自分ができそうと思うところまでハードルを下げるのです。
たとえば、筋トレを習慣にしたい場合、
あなた「この動画のエクササイズにトライしてみる?」
心の声「嫌だ、やりたくない。そんな時間ない。」
あなた「じゃあ、このエクササイズ1つならやれそう?」
心の声「いや、あまり楽しくなさそうだから、いやだ」
あなた「では、腹筋10回だけならできそう?」
心の声「そうだね、それならできるかも」
はじめから、完璧な形をめざすのではなく、ハードルを下げて、小さな一歩でやってみることです。
ハードルが高いと、はじめから「そんなのムリ、ムリ!」思ってしまうからです。
私の場合、ある本に書かれているダイエットをやろうと思ったのですが、この食材はだめとか、これを毎食食べろと書いてあって、それを読んだだけで、私には無理だと拒否反応が出てしまいました。
ムリそうだから、はじめからやらない。と思ってしまったんです。
そこで、良い食べ物を、毎食ではなく、週に3回とることから始めました。そうすると、おいしいし、体の調子もよくなったので、だんだん数を増やすことができたんです。
毎日が無理なら、週に3日にするとかして、数を減らしてハードルを下げるのもありですね。
1ヵ月やれば習慣になります。
そして成功体験が増えると、自分はできる人なんだという確信が得られて、自己肯定感も高めることができます。
まとめ
自己肯定感が高くなると、行動するのが怖くなくなります。自分を信頼できるからです。
あなたは、「だめな人間ではない、そのままで全然問題ない」ということを認識し、ハードルを下げて小さな成功体験を積み上げると、もともともっている自信を取り戻すことができるようになります。
今回のポイント
- 望む未来を手に入れるためには、行動しかない
- 「ありのままの自分を認めてあげる」のが自己肯定感
- 自己肯定感が高いと、どんどん行動できる
- 小さな成功体験を積み重ねて、自己肯定感を高めよう