「何かやってみたい」と思ったときに、「やり方がわからない」とか、「自分は専門ではないから無理だ」と思ってしまったこと、ありませんか?
最近、生き方の本を読んでいますが、「方法がわからなくても、まずは決めることが大事。本当にやりたいことなら、必ず道は開ける。」ということが書かれているのをよく見ます。
そのよい事例だなあと感じたことがあったので、そのことについて書きたいと思います。
情熱を持った人に出会える場所 Yahoo! JAPAN SDGs
Yahoo! JAPAN SDGsという、ヤフーが運営するサイトがあります。
これからの地球環境や持続可能性について、ひとりでも多くの人に伝え、アクションにつなげていくことで、地球と日本の豊かな未来をつくる、そのきっかけを届けていきます。
https://sdgs.yahoo.co.jp/
このサイトは、世界を良い方向に変えようという情熱を持って活動されている方に出会える場所です。
私は、定期的に訪れて、世の中の問題を学んだり、それについて自分ができることを考えたり、自分の行動を振り返るきっかけとしています。
このサイトで、「宇宙はゴミだらけ」――NASAもお手上げの「宇宙ゴミ」回収に挑む、日本人起業家の奮闘(https://sdgs.yahoo.co.jp/featured/274.html)という記事を読みました。
何もわからなくても、まずは決めて、始める
「アストロスケール」の岡田CEOが、宇宙のごみ問題に危機感を持ち、「世界中で誰も解決する技術を持っていないなら、自分がやるしかない」と専門外のことであったにも関わらず、会社を立ち上げ、「技術がない」「市場がない」というところから、ビジネスを始められたことが書かれていました。
宇宙に関しての知見がないところから、岡田CEOが始められたのは、何百本という学会の論文集を精読すること。
そうすると、エンジニアと最低限の会話ができるようになるので、ごみ除去に関する自分なりの仮説を携え、研究者にコンタクトを取り、世界中を回られたそうです。
ですが、「素人の仮説は一蹴される」ので、何度かトライし、3回目くらいで少しアイデアをもらえるようになったということでした。
ここで思ったのは、「どうしてもやり遂げたい」という強い思いがあり、それが自分のためでなく、世界(人)のために役立つことであれば、今はゼロの状態でも、思い切って前に進んでいくことの大切さです。
岡田CEOが「道のりは果てしなく思えたが、前に進み続ければきっと解決できるとも思った。」と話されているように、強い志を胸に抱いた方は強いと思います。
失敗しても、道は開ける
岡田CEOは、大きな失敗に直面しても、屈することなく、次の計画へと着々と準備を進め、衛星の打ち上げに成功したといいます。
私は、困難に直面したとき、「これはやめたほうがよいというサインなんだろうか。」と考えてしまうことがありました。
でも、そう考えて、挑戦をやめてしまうのはもったいないと学びました。
なぜなら、何かを成し遂げるには、自分が、それにみあう器になる必要があり、その器になるために、出会うのが数々の困難だと聞いたことがあるからです。
今、ラクにできることは、今の自分がそれにみあう器であるということであり、今、うまくできないことは、今の自分にはそれにみあう器がないということです。
困難に屈することなく、乗り越えると自分が成長し、新しいステージにあがることができます。
けれど、そこで逃げてしまうと、同じ問題が繰り返しあらわれます。
人は、成長するために生きている。
だから、目の前に現れる困難から逃げるのではなく、立ち向かって、日々、新しい自分にパワーアップしていきたいと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。