子どもに幸せな人生を送ってほしいと、願わない親はいないと思います。
思うからこそ、「勉強しなさい」といってしまうのだと思います。
良い大学に行って、良い会社、大きな会社に入って、というのが理想的に見えるからでしょうか?
まあ、それもあるけれど、まだ、はっきりとした夢が決まっていない子供があとで困らないように、後々つぶしがききそうな「勉強をがんばって良い大学をめざす」ことを教えるんだと思います。
それはそれで正しいと思います。
ただ、もし子供が夢中になっていることや、好きなことがあるのだとしたら、それをやらせてあげて、それを仕事にする方法を一緒に考えてあげればいいんじゃないかなと思います。
今の時代、なんだって仕事に変えることができると思います。
やりたいことがあるのに、それを諦めさせて、良い大学に行かせて、良い会社に入ったとしても、きっと、子供のためにはならない。
まわりを見ればわかるんじゃないだろうか。
そんなふうに生きてきた人たちが、「自分の人生、悪くはないけど、最高でもないよね。」と思いながら、心にモヤモヤを抱えながら、毎日を過ごしていることに。
大人になれば、誰でも、そういうことに気づくと思います。
そして、幼い頃に好きだったことを懐かしく思い出し、もしもあのとき、そのことを追求していたら、今頃どうなっていたのだろう?とふと考えたりするものではないでしょうか。
それなら、親として子供にできることは、子供のやりたいことの芽をつむのではなく、子供が最高だと感じられる人生を送ることができるように、最大限のサポートをしてあげることなんじゃないかと思います。
好きなことはやり続けていいんだと励まし、自信を与え、それを仕事にできるんだということを教え、一緒に歩いてあげることだと思います。
当たり前だけど、親と子は違う。
子供の人生は、子供のためにあるのであって、親のためにあるのではない。
子供に自分の考えを押し付けるのはやめて、子供の最大の理解者になり、応援団長になりましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。