あなたは、後悔しない人生を送っていますか?
命を終えようとするときに「自分の人生を精一杯生きたなあ。ここで人生が終わりだが、やり残したことはない、悔いはない。」と思えるでしょうか?
私は、そのことを考えたとき、「いやいや、絶対後悔するぞ。」と思ってしまいました。
それなりに、一生懸命生きているとは思っていたのですが、それにしても、なんでこんなに焦るのか。
今回は、そんなふうに焦った私が、後悔しない人生についてあらためて考えたことについて書きたいと思います。
後悔しない人生とはどんな人生だろう?
後悔しない人生を生きたいと、だれもが思っているはずです。
でも、そもそも後悔しない人生とは、何なんでしょうか?
やりたいことをやりきった人生?
お金持ちになった人生?
立派な地位を手に入れた人生?
幸せな家族と過ごした人生?
いろいろな考えがあると思います。
その中で、私が思ったのは、「自分の心にしたがって生きた人生」かなあということです。ちょっと抽象的でしょうか。
自分がやりたいことや求めるものは、本当は心が知っているんだと思うんですよね。
たとえば、仕事があわなくて、つらくなってしまうとか、パートナーとの関係がうまくいかなくて、いつも気持ちが沈んでしまうとか、あると思います。
そういうのは、心が私たちに本音を教えてくれるシグナルかなと思うんです。
これは、ネガティブなシグナルですが、たとえば「中国語を勉強してみたい」「このセミナーに参加してみたい」「この国に行ってみたい」というような新しい挑戦をするのに背中をおしてくれるようなポジティブなシグナルもありますよね。
こういったシグナルを感じているのに、私たちは、「逃げ出すのはよくないことなんだ」「自分が弱いんだ」とか「時間やお金がないから無理」「自分にはできないだろう」というように、そのシグナルを無視しようとする。
その結果、病気になってしまったり、毎日がつまらない、モヤモヤした気分で過ごすということもあるだろうし、人生ってつまんないなあ、我慢ばかりだなあ、生きているの楽しくないなあと思うこともあるのかなと思うんです。
そして、自分の人生を振り返ったときに、「あの時こうすればよかったな」と後悔の気持ちを持ってしまったりするのだと思います。
「自分の心にしたがって生きる」とは、簡単なようにみえるけど、意識しないとできません。
後悔しない人生を送るために心がけていること
心にしたがって、まずはやってみよう
私が、今、後悔しない人生を送るために、心がけていることは、自分の心のシグナルに気づき、それにしたがって、心が動いたことを素直にやってみる、ということです。
行動すれば、「やればよかった」という後悔はありません。
後悔するのは、やって失敗したことよりも、やらなかったことだと思います。
あの時やっていれば、もしかしたら違う人生になったかもしれないと思ってしまうから、後悔するのだと思います。
であれば、まずはやってみるといいのではないでしょうか。
やってみたいけど勇気が出ないときは
やりたいと思っても、挑戦する勇気が出ないときは、こう考えると良いです。
やらないという選択肢を選ぶほど自分にとって大事なもの、守りたいものは何なのか?を考えるのです。
たぶん、なんとなく怖いということぐらいで、明確な理由はないはずです。
未知のことが不安というのは、生物の本能なので、誰にでもあること。これは、乗り越えられると思います。
もし、やらないという明確な理由が見つかったなら、自分も納得できるのではないでしょうか。
自分が納得できていれば、やらなかったとしても、あとで、後悔することはないですよね。
まとめ
今回は、後悔しない人生について書きました。
私が思う、後悔しない人生とは「自分の心にしたがって生きた人生」です。
そのために、自分の心のシグナルに気づき、それにしたがって、心が動いたことを素直にやってみる、ということを心がけています。
そうすれば、少なくともやればよかったという後悔はありません。
やりたいと思っても、挑戦する勇気が出ないときは、やらないという選択肢を選ぶほど自分にとって大事なもの、守りたいものは何なのか?を考えるようにしています。
明確な理由が見つかったら、それはそれでOK。
漠然とした不安でしかないなら、挑戦してみることにしています。
その選択肢が明らかに悪い影響を与えるようなものでない限り、新しいことを選ぶ方が、人生が広がっていくと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。