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アラフィフの私が思う「若いうちにやっておけばよかったこと」一番は「留学」

アラフィフの私が人生を振り返って思う、「若いうちにやっておけばよかったこと」

一番は「留学」です。

私は、若いころ、留学したいなあと思いながら、金銭的な余裕がなく、大学卒業後は普通に就職しました。

でも、ずっと心に引っ掛かりがあり、31歳で8ヶ月程の短期留学に行きました。

短期間ですので、英語が飛躍的に上達したとかいうことはなかったですが、その後の人生が大きく変わりました

もう少し若いころに、もう少し長く、留学をすることができていたら、もっと人生が充実していたのではないかなと思うので、若いあなたにはぜひおすすめしたいです。

留学をおすすめする理由

私が留学をおすすめする理由は、「短い期間で自分の人生を大きく変えることが可能」だからです。

もちろん、日本にいても自分の人生を変えることは可能ですが、同じ環境で自分が変わろうと努力するより、海外に行ってしまい、まわりの環境が変わってしまったほうが、楽に自分の人生を変えられるのではないかと思います。

私が留学をして感じた大きな変化は、次のようなことです。

切り抜ける力、自信がつく

海外にいると、一人で何とかしなければならない状況がよく起きます。日本では困らないようなことでも、自分にとっては大きなできごとだからです。

例えば、道をきくとか、スーパーで商品がどこにあるのかをきくとか、バスが来ないときに状況をたずねるとか、レストランを予約するとか、そんな小さなことがすべてチャレンジです。

こういう小さなことを繰り返すと、だんだん自分もどんな状況でもなんとかできるという自信がでてきます。

私の場合、英語もそうでした。

私は、英語は好きで勉強していたし、大学も外国語大学に進みましたが、卒業後、就職して英語で電話がかかってきたときには、動揺して何も話せませんでした。「日本人の英語によくある話」ですね。

たぶん、英語を話そうと思うと、いろいろ考えてしまって、出てこなくなってしまうんだと思います。

それが、留学に行くと、きちんとした英語を話すということよりも、まずは、コミュニケーションすることが大事になるわけです。

自分の伝えたいことを相手に伝えるということですね。

そういう経験を通し、私は、肩の力が抜けたというか、きれいな英語を話すことにこだわるのではなく、伝えることを意識するように変わりました。

そうすると、「好きで勉強していたのに話せない自分」にずっと囚われていたことに気づきました。

帰国後、外資系企業に就職して、メールも電話会議も英語になったときでも、気負わないで楽にいられる自分になれました。

もちろん、わからないところはあるけれど、良い意味でスルーできて(笑)、そんなわからない自分を必要以上に恥ずかしいと感じることもなくなったのです。

たった8ヶ月の留学で、英語が劇的に上達したというわけではないのに、英語を使えるようになった、何とかなるだろうと自分が感じられるようになったのには、自分も驚きました。

視野が広がる

海外にいると、当たり前ですが、いろんな国の人の話を聞くことできます。

同じ日本人でも、海外に飛び出した理由を聞くことで、新たな気づきがあります。

それは、いろんな世界、価値観を知ることです。

また、現地の生活を通して、日本との違いを知り、離れたところから日本を見つめなおせることは、今までの自分の人生を振り返る良い機会になります。

早いうちに、そういう機会に恵まれると、その後の人生がもっと充実するに違いありません。

若いうちに留学しておいたほうが良いと思う理由

私が若いうちに留学しておいたほうが良いと思うのは、多くの場合、若いと「しがらみがなく、自由だから、動きやすい」という理由からです。

就職していたら、会社の仕事を投げ出すのに少し勇気がいりますね。

結婚していたら、子供がいたら、家族のためのお金も必要だし、自分の意志だけで行動できませんよね。

たぶん、ほかに優先したいことができ、留学したいという気持ちさえ、なくしてしまうのではないかと思います。私がそうでした。

こんなときは留学してみては?

人生いろいろなことがありますが、以下に当てはまるようであれば、留学を考えてみてはいかがでしょうか?

英語が話せるようになりたい

単語の使い方は、現地に行って、ネイティブの使い方を聞くほうが絶対に早く身に付きます。

日本で単語帳を見ていても、現地ではあまり使われない言葉かもしれません。

「こういうときに、こう使うんだなあ」と肌で感じると、使える英語が身に付きます。

人生、何をしたらよいかわからなくなった

何をしてもつまらない、いやになってしまったという場合は、環境を大きく変えることがおすすめ。

海外に行くと、日本は恵まれているということを肌で感じます。

自分の悩みがぜいたくなことであると気づくこともあるでしょう。

新しい場所で、新しい出会いがあり、その中で自分がやってみたいことが見つかるかもしれません。

失恋してしまった

恋なんて、後からいくらでも良い人は現れるし、一人のほうが気楽なこともある。

別れが来たということは、その人とあなたは一緒にいないほうが良いということ、あなたにはもっと別の素敵な人がいるということです。

だから、失恋なんて悩む必要なんて全然ないと今は思うけれど、私も若いころは、恋愛がすべてでした(笑)。

失恋して毎日がつらいというときは、日本を飛び出してみてはいかがでしょうか。

きっと、もっと素敵な出会いもあるし、素敵な自分になれると思います。

毎日の生活につかれてしまった

生きていれば、毎日の生活につかれてしまって、つらい、逃げ出したい、と思うこともありますね。

そういうときは、海外に飛び出してリフレッシュするのがおすすめ。

短期間でもオーケーです。

また前向きに頑張ろうときっと思えるようになるはずです。

まとめ

海外に行ってみるというのは、人生に一度は経験してみたほうが良いと思います。

そして、行くなら絶対若いうちがおすすめ。

今の私は、高校時代の自分に「大学は海外に行け!」とアドバイスします。

それが無理なら、就職してお金をためて、「25歳までには絶対行け!」と(笑)

経済的に許せばという条件はありますが、留学の資金はアルバイトなどですぐに貯められるのではないかと思いますし、一時的にお金がなくなってしまったとしても、後ではいってくると思います。だから、若いうちがおすすめ。

ただし、海外に行くときは、「自分をきちんと持っていること」

そうでないと、まわりに流されたり、トラブルに巻き込まれてしまうこともあります。

早いうちに、自分自身を豊かにすることができれば、その後の人生がもっともっと良いものになると思います。

ぜひ、チャレンジしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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