私の挑戦

40代で新しいことに挑戦。不安を乗り越える。

年齢を重ねると、新しいことに挑戦しようと思ったとき、今さらやるなんて遅いかなあと思ってしまうことがあります。

それが、仕事関連のことであればなおさらです。

気が付けばアラフィフとなり、残りの仕事人生に思いをめぐらせると、その短さを感じ、胸が締め付けられるように感じます。

もし、会社員であったなら、もう定年までこれだけしかないのかと、愕然とすることでしょう。

普通なら、仕事の集大成の時期にはいっているのに、私は一からはじめるの?と思ってしまうのです。

「こんなんで、仕事人生終えちゃっていいのか!」とはっぱをかける自分と、「もう、のんびりいけばいいんじゃない?」という自分のせめぎあい。

でも、私は、まだまだやりたいのだ。

年齢を重ねても現役であることのこだわっていたサッカー選手のカズさんや、53歳で国際大会の出場をめざすフィギュアスケートの伊藤みどりさんは、私に大きな勇気をくれます。

私だって、まだまだやれるぞ。

今年になり、Web制作の勉強を始めましたが、過去に挫折した経験があります。その時は、デザインが苦手で、苦痛になってしまってやめたのです。

今なぜWeb制作?と思いますが、数十年ぶりに突然やってきた、Webアプリ開発の仕事をきっかけに、やってみようかなあと、思ったのです。

本当に仕事にできるのか?は、よくわかりませんが、Webサイトを作れるようになれば、誰かをサポートできるだろうし、幸せが増えそうです。

プログラミングは、若い頃に興味を持ち、やりたいと思って始めたことの一つ。嫌いとか、苦手という意識はありません。

それでも、年齢を考えると、気持ちが少し沈みました。

でも大丈夫。そんなときは、年齢を気にするという観念を自分が持っていることに気づき、その観念を捨ててしまいます

今、中村天風さんの本を読んでいるのですが、そのなかにもこんな言葉がありました。

第一、人間が年齢を考えて、うんぬんするということは滑稽極まる話ではないか。もう幾つで余命があといくばくもないから、今更それをしたって仕様がないなどと、そういう考え方を持っていたら、なおさら仕様のないことである。

人間、時が来れば、一度は死ぬけれども、しかし、生きている間は死んでいないのだから、生きていられれば、齢なんか関係ないではないか。

いくつになっても、いかなる場合も、自己向上を怠らないようにすること、これが自分の生命の本来の理想的な活き方なのだ。

出典「運命を拓く」中村天風

そうなのだ、いくつになっても、自己向上を怠らず、成長していくことが、自然なのだ。

こうやって、また励まされ、前を向いて進んでいくのです。

関連記事