ごんおばちゃまの「あした死んでもいい暮らしかた」という本を読み、あらためて、自分の暮らし方について考えました。
自分はいつか死ぬのだということは、当然わかっているのだけれど、まだ先だと思っているのか、この世を去るための準備は何もできていません。
エンディングノートは準備したのだけれど、途中までしか書いていないし、明日私が死んでしまったら、きっと残された人たちは困るだろうという状態であることに気づきました。
魂は永遠に生きるものと信じている私としては、この世を去るときは、心残りや未練を残さず、軽やかに生きたい。
でも、今のままだと、残された人たちに迷惑をかけてしまうぞと思い、そうなったら、私も心残りに違いない。
元気な今のうちに、できるだけ、身の回りの整理をしておくことにしました。
さしあたって取り組んだことはこちらです。
取引先への連絡を家族に依頼する
一番重要なこと。
私は、個人事業主なので、取引先はいくつかあります。
会社員のように勤務している会社に連絡すればよいだけではなく、それぞれの会社にきちんと連絡がつくようにしておかなければなりません。
当然、取引先の会社は、家族も知らないことが多いので、リストを作り、家族に伝えておくことにしました。
私が死なないまでも、事故や病気など、私が自分で連絡できなくなったときには、代わりに連絡してくれるように頼みました。
これでひとまず、安心です。
エンディングノートを書く
エンディングノートを作ろうと思ったとき、紙にするか、デジタルにするか、悩みました。
サブスクの引き落としなどもあって、ウェブサイトの情報を書き残す必要もあり、手書きでメンテナンスするのは、なかなか大変です。
というわけで、私は、「はじめてのエンディングノート2」という商品を利用してみることにしました。
項目はたくさんあるのですが、重要なところを優先順位をつけて、書き残すことにしました。
一度にやろうとすると大変なので、毎日10分ずつ使って、少しずつ準備しています。
モノを整理する
モノを処分するにあたっては、「あした死んでもいい暮らしかた」の本の中に書いてあったことを参考にしました。
片付けの時間は30分と決める
片付けの時間は、30分と決めて、不要なものを捨てるだけにします。
ついつい、残したものをきちんと収納しようとしてしまいますが、整理整頓はしないほうが良いようです。
不要なものをすべて処分してから、整理整頓をするのがおすすめ。
悩んだときは、使うか、使わないかで考える
ものを処分するときは、ついつい悩んでしまいますね。
次のような思いを感じてしまい、なかなか決断がつかない。
- まだ使えるから、もったいない
- 思い出があるから、捨てられない
- 高かったから、もったいない
モノを処分するときは、「いるか、いらないか」ではなく、「使うか、使わないか」で考えていくと、判断しやすいとのことです。
なんとなく、「いるかも」ではなく、「こんなときに使いたい、こういうときに使う」と具体的に考えついたものは、残します。それ以外は思い切って処分。
何でもかんでも「捨てる」というのでも、「とっておく」というのでもなく、大切なモノを見つけて残していくということが大事なんですね。
あとは、「モノを増やさない」こと。
モノが増えたとき、私たちは収納ケースなど、しまう場所を増やしますが、そうではなく、今ある収納場所に収まるだけのものを持つようにすること。
小さな心がけですが、モノがいっぱいにあるよりも、少なくてすっきりしている部屋のほうが、気持ちも落ち着きますよね。
モノを買うときは、よく考えていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。