今回は、「神・時間術」( 樺沢紫苑 著) をご紹介します。
精神科医である著者が実践する、脳科学をベースにした時間術が紹介されています。
この本は、やりたいことがあるのに時間が足りないと感じているあなたに、おすすめの一冊です。
樺沢紫苑さんは、本の執筆だけでなく、ブログやメルマガ、Youtubeや、サロンの運営、セミナーなど、とてもエネルギッシュに活動されている方です。
どのようにすれば、こんなに多くのタスクをこなせるのか気になり、手に取った本です。
実践しようと思ったポイント
この本を読んで、自分の生活に取り入れようと思ったポイントについて書きます。
睡眠時間を減らすのは絶対だめ
私は、やりたいことがたくさんあり、時間が足りないと思っていたので、睡眠時間を削る生活をずっと続けていました。
睡眠時間を減らすのはよくないことを知ってはいたのですが、他に方法がなかったからです。
子どもと一緒に寝るので、21:30頃ねて、朝2:30頃に起きるという生活です。
一応、5時間程度は取れているので、よしとしていたのですが、朝、すぐに起きられなかったり、夜早く眠くなってしまっていました。
樺沢さんは、7時間の睡眠を確保されているといいます。
樺沢さんによると、
睡眠不足は集中力の最大の敵であり、「睡眠」は集中力を高めて働くために絶対に必要な条件
なのだそうです。
私も、この本を読んだことをきっかけに、まずは、6時間睡眠に切り替えてみることにしました。
寝る前の2時間にやってはいけないこと
質の良い睡眠をとるためには、寝る前に、スマホやパソコンなどを見るのは良くないと知っていましたが、隙間時間を活用したい私にとっては、やめられない習慣でした。
食事も同様です。
樺沢さんによると、寝る前の2時間にやってはいけないことは、
「食事」「飲酒」「激しい運動」「熱い風呂」「視覚系娯楽(ゲーム、映画)」「光るものを見る(スマホ、パソコン、テレビ)」「明るい場所で過ごす(特に蛍光灯はNGで、会社やコンビニなど)」
だそうです。
私の場合、21:30に寝るので、19:30までには、これらを終えなければいけません。
そのため、次のように生活を見直すことにしました。
- 18:30~19:30 夕食
- 19:30~20:30 お風呂
- 20:30~21:30 ストレッチ、子供とゆっくり過ごす
脳のゴールデンタイムを活用する
作業は、時間の長さではなく、集中力が大事です。
脳のゴールデンタイムは「起床後の2~3時間」ということですので、この集中力が高まる時間に「集中力の必要な仕事」をするというのがポイントです。
私は、2:30~6:30を朝活動にあてていました。
主に、日々の振り返りをするジャーナリングと、メモを取りながらの読書、物販の作業です。
物販の作業はルーティンの部分もあるのですが、朝活時間でないと、パートの仕事や急な用事で、できなくなってしまうことがあるので、ここにおいておきたい。
ただ、睡眠時間を増やした分、今まで以上に集中して短い時間で終わらせることを目標にしました。
午後に運動する
運動は、大事だと思っていても、どうしても他の作業を優先してしまい、できずに終わることが多い毎日でした。
樺沢さんによると、「運動によって、集中力や意欲が回復する」「1日15分の運動で寿命が約3年延びる」そうです。
「時間がないから運動しない」といっていた私は、なんと寿命を縮めていたのですね!
午後には、子供が帰宅するので、夕方運動をするというのは、私には、まだ難しそうです。
そういうわけで、パートの仕事がない日は、お昼過ぎに、運動の時間を取ることにしました。
運動することによって、「脳のゴールデンタイム」が再びやってくるとのことですので、きちんと運動するのは、大事なことですね!
本の紹介
精神科医が明かす、「脳科学に基づく集中力の使い方」×「アメリカ仕込みの時間術」で、あなたの時間を2倍に増やす最強メソッド!
最後に
私は、小学生の一人娘がいるので、子供が帰宅してしまうと、思うように自分の時間がとれません。
なので、この本で紹介されているすべてのことを実践するのは難しいですが、上にあげたようなポイントを日々の生活に取り入れることにしました。
完璧主義にならずに、できるところから、小さく始めることが大事だと思います。