今回は、「覚悟の磨き方 〜超訳 吉田松陰〜」(池田貴将 編訳) をご紹介します。
「明治維新」を生むきっかけとなった吉田松陰の教えがわかりやすく紹介されています。
この本は、本当に後悔しない生き方と何か、いかに生きるかを考えたいあなたに、おすすめの一冊です。
知人から紹介されて、読んでみました。
今とは比較にならないほど、厳しい時代の中で、これほどまでに、情熱を持ち、何事も恐れず、誇り高く生きた、吉田松陰とは、何てすごい人なんだろうと思いました。
やらなければならないことがあるなら、それは誰かがなさなければならない。もし誰もやらないのであれば、喜んで私がやろう。その結果が英雄と称されようが、死罪となろうがそれは私の知るところではない
たとえどんな困難な状況にあろうととも、自分が信じる生き方を貫くことは、簡単にできるものではないでしょう。
本書の中で伝えられる言葉は、一つひとつが心にしみわたります。
そして自分を振り返るきっかけとなります。
これらの言葉は、常に心に留め、進むべき指針とすることができます。
吉田松陰のような志をもった多くの方がいたおかげで、今の世界があります。
平和な今の時代を当たり前のことと思い、自分のことばかり考え、悩んでいた自分が恥ずかしくなりました。
これからの人生は、きちんとした生き方をしようと思いました。
生きる意味が分からなくなっている人に、読んでいただきたいおすすめの本です。
心に響くと思います。
サンクチュアリ出版:「覚悟の磨き方 〜超訳 吉田松陰〜」紹介より
時代のすべての異端児たちへ。
不安と生きるか。
理想に死ぬか。
幕末の天才思想家、胸に迫るその熱い言葉。外国の文明を学ぼうと、死罪を覚悟で黒船に乗り込もうとした。
幽閉の処分となると、小さな塾を開いて、高杉晋作や伊藤博文など、後の大臣や大学創設者になる面々を育てた。
誰よりも遠くを見据えながら、幕末を熱く駆け抜けた天才思想家・吉田松陰。彼の「心」「志」「士」「友」「知」「死」日本史上、最も熱くてリアルな人生哲学が世代を超えて心に響く、強くてやさしい言葉でよみがえる。
日本史上、吉田松陰ほど「クレージー」を愛した人はいないでしょう。
松下村塾という小さな塾から、その強烈なカリスマ性をもって、高杉晋作、伊藤博文をはじめとする数多くの異端児たちを育てあげました。
この本には、30歳という若さでこの世を去った松陰先生が、命がけで残そうとした「願い」が集まっています。
それらを一つひとつ胸に刻むごとに、若き日々に置いてきてしまった「狂の心」が、ふつふつとよみがえってくるのです。