あなたは天職をしていますか?それとも、探していますか?
私は、大学を卒業してから25年!もの間、「天職」というか、自分がこの人生でやるべき仕事というものを探していました。
自分の才能を活かせて、人の役に立てるような仕事がしたいなあとずっと思っていたのです。
先日、「天職は一生懸命探すものではなく、ふと出会うものなのかなあ」と思いました。
今回は、そのことについて書きたいと思います。
天職とは、行動していると出会うもの
本田健さんと、ニューヨークで活躍されるスタンダップコメディアンで作家の小池リオさんの対談動画を拝見しました。
ニューヨークで成功されているプロのコメディアンの小池さんは、最初から、コメディアンになりたいという思いは持っていなかったと話されていました。
ご実家のお仕事を継ぎたくないという思いで、ダンスで実績を出し、アメリカに行き、結果を残されたのにも関わらず、ペアでの活動が大変だったので、一人でできる仕事は何かと考え、次に、プロのマジシャンになられたということです。
ただ、マジシャンという仕事は、一人でやっているとはいっても、照明や道具など何かに頼っている仕事。
純粋に一人でやる仕事をしたいと、何を職業にするかを考えたとき、スタンダップコメディアンとアカペラ歌手を思いつかれたということですが、歌がうまくないということで、コメディアンを選ばれたのだそうです。
コメディアンの才能があったとかは関係なく、当時30歳手前で、中途半端な状態で日本に変えるのはカッコ悪い、アメリカに残りたいという思いで必死に努力され、成功されたのだそうです。
このお話を聞いて、天職というのは、自分が行動する中で、出会うものなのではないかと思いました。
天職のヒントは歩いてきた道の中にある
私たちは、この世で行動していろいろな経験をするために生まれてくると聞きます。
だから、考えているだけで、何も行動しないというのは、本来の姿ではないんだろうと思います。
よくわからなくても、とりあえず行動してみると、自分が好きか嫌いかがわかったり、やっぱりこっちのほうがいいと感じたりしますよね。
私もそうやって、自分の思いに気づいたことはたくさんあります。
行動しないで、頭の中だけで考えていても、全然答えがでない。
天職を見つけたいと思って、どんな仕事がいいかなあと思っているだけでは、見つけられないのではないかと思います。
今自分のおかれた状況で、自分の心地よいと思う感情にしたがって、行動してみる。
その結果、感じた気持ちにしたがって、また行動してみる。
それを繰り返すことによって、自分の天職にたどりつくのではないかなあと思いました。
私も、自分の気持ちにしたがって、仕事をどんどん変えてきました。
その中で、嫌だと思って違う道を選んだけど、元の道のほうがあっていたなあとか、これは自分には合わないなあとか、感じたことはたくさんあります。
今は、自分のやりたい仕事が見えてきました。これが絶対正しいのかどうかはわかりませんが、方向性はあっているように感じています。
振り返ってみると、自分が選んできたのは、自分では気づかなかったけれど、心が反応していたことだと思います。
何も感じなければ、そもそもその道を思いつきもしなかったでしょう。
その中に、天職に通じるヒントがあるのだと思います。
天職を探すのにつかれているならば、今までの自分の選択、歩いてきた道を振り返ってみてください。
きっと、天職につながるヒントがあると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました