最近、喜多川泰さんの本に出会い、心に響いたので、何冊か読みました。
読む本すべてが、私の心を動かし、ファンになりました。
私が喜多川泰さんの本がいいなあと思ったのは、物語を読み進める中で、スピリチュアルの大事なことを理解できるからです。
大いなる力とか、宇宙の法則とか、目に見えない世界のことは、それをすっと受け止められる人と、そうでない人がいると思います。
私も、以前は素直に受け止められないタイプの人間でした。自分には霊能的な力はないので、否定はしないまでも、信じられなかったのです。
ここ1年で、スピリチュアルの要素がある本をたくさん読み、人の話を聞く中で、そういう世界もあるのだなあということを理解できるようなりました。
けれど、そうでない人にとっては、霊能的な力のある方が、ストレートにそのことを本に書いたり、話したりしたとしても、以前の私がそうだったように、すっと受け入れるのは難しいのではないかなと思います。
そんなときに、物語として読んでいくと、そもそもがフィクションとしてとらえて読み進めていくので、話の内容を受け止めやすいと思うのです。
話が面白いので、次が読みたくなり、ページがどんどん進みます。面白くてやめられなくなるのです。
その物語の中で登場人物と自分を重ね合わせながら、一緒に大事なことを学んでいける。
私が、喜多川泰さん作品にはまってしまったのは、こんな理由です。
最初に読んだのは、「運転者 〜未来を変える過去からの使者」(Discover 21)で、これは本当に心に響きます。利己的に生きる自分を反省し、人のために、後世のために、きちんと生きようと思いました。
次の「株式会社タイムカプセル社」では、感動して涙が止まりませんでした。夢を持っていた10年前の自分が、自分にあてた手紙を受け取ります。その手紙が、うまくいかない人生を変えるきっかけとなるのです。これを読むと、人生はいつからでも、自分次第で変えられるんだと気づけると思います。
喜多川泰さんの最初の作品といわれる「賢者の書」は、主人公が旅をしながら、人生で大切なことを学んでいくというお話です。これは、生きていくために大事なことがカバーされています。大いなる力について、わかりやすく解説されているので、今まで腑に落ちないなあと思っていたあなたに、ぜひ読んでいただきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。