今回は、「絶対、よくなる!令和パワーアップ版」(斎藤 一人 著) をご紹介します。
斎藤一人さんは、高額納税者ということで有名な方であると同時に、「心の楽しさと経済的豊かさを両立させる」ために著書を出版されている実業家の方です。
テレビでも話題になっていた方なので、私もお名前は聞いたことがありました。知人に勧められてこの本を手に取りました。
この本には多くの学びがあったので、すべてを書ききれませんが、特に大事な日々の心がけについて、学びのポイントを書きたいと思います。
私が学んだ5つのポイント
1.人生で起こることすべてに「原因」があって「結果」がある
「いいこと」をすれば「いいこと」が、「わるいこと」をすれば「わるいこと」がかえってくる。
自分のしたことの報いは自分で受けることになる。
悪いことをした人には、必ず悪い報いがくるので、何かされて復讐したいという思いがこみ上げても、あとは、天にお任せするのが良い。
昔から言われている、当たり前のことではありますが、あらためて、「自分の日ごろの行いに気を付けていこう」と思いました。
2.困ったことが起こるのは、心が乱れているから
人間の心は磁石と同じで、心に想うことと同じ現象を引き寄せてしまうパワーがある。
心が乱れていると、さらによくないことを引き寄せてしまう。
困ったことがおきて、心が乱れているときは、「この程度の報いで済んで、本当に良かった。ツイてる。」といって嫌なことを消すことが大事。
うまくいかないことがあっても、それをくよくよ考えるのではなく、自分のとらえ方を変えればよいんですね。
「この程度で済んでよかった。」と考えれば、自分の気持ちを切り替えることができます。
「自分はツイてる」をおまじないの言葉として、心にとめておこうと思いました。
3.人生が良くなるコツは相手が喜ぶことをすること
この流れを信じていいことを貯金していけば、人生は必ず変わる。
自分のことだけを考えるのではなく、相手が喜ぶ、どんなことができるかを考えて行動する。
心の中で思ったことをそのまま口にするのではなく、「理性」「良心」「知恵」にしたがって、小さいけど「いいこと」を積み重ねよう。
相手が何を言ってきてもやり返さなきゃ勝ち。反論せず、逆に相手が喜ぶ言葉を返すと人生は良くなる。
つい、自分がよければいいという考えになってしまいがちですが、これを心がけると自分もとても良い気持ちになりますね。
自分のエゴを捨てて、相手のことを考えて発言、行動することを意識しようと思いました。
4.自分も人もすべて「大切な存在」だと認め合う
自分は唯一無二にかけがえのない存在で、同様に他人も唯一無二のかけがえない存在だと思うこと。
考え方も個性も人それぞれ。自分と他人との「差」を認め合いましょう。
ここで大事だと思ったのは、自分が共感できないことに共感する必要はなく、違うということをニュートラルに受け止めることだと思います。
あなたも素敵、私も素敵。違うから楽しいと思うことが大事と思いました。
5.自分が自分のいちばんの応援団になること
自分を幸せにできるのは自分しかいない。ダメな自分、だらしない自分に「OK」を出す。
人は完璧には生きられない。完璧でない自分をゆるし、他人を傷づけることを減らしていく。
私たちは、自分を責めるのが得意ですよね。自分はなんてだめなんだろう、嫌な人間なんだろう。
そう思ったときは、それから学ぶことを意識すると良いと思います。
一回失敗したから、もうこういうことはやめようと次に生かせればOK!
学んで成長していくのが人生だと思うので、完璧でない自分をゆるし、ここから学ぶという真摯な姿勢で歩いていけばよいかなと思いました。
まとめ
シンプルだけど大切な生き方が学べる一冊です。
どのように生きたらよいのかわからなくなっているあなたにおすすめの一冊です。
PHP研究所:「絶対、よくなる!令和パワーアップ版」紹介より
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